デザイン規約についていろいろ考えるブログ【2025年2月】

デザイン規約についていろいろ考えるブログ【2025年2月】

サイトデザインを考える

「卍解」

「黒棺」

「アムロの覚醒」

「天舞宝輪」

「伏魔御廚子」

ゾクッとするような、絶望的な状況に一瞬で追い込む破壊力。

そんな全てを圧倒する概念がそれぞれにある。

iPhoneのUIと操作性は、例えるなら毎日食べたいパンやパスタ。

圧倒的な概念は、一目で食べたくなるし、圧倒的に旨いけど、毎日は食べたくないシャトーブリアン。

ここでは一瞬で訪れたユーザーの眼を奪い惹きつけるデザインについて考えたいと思う。

卍解 残火の太刀

なぜiPhoneのUIじゃダメなのか?

製品やサービスの販売などのECサイトや、アフィリエイトサイトでは、ユーザーにどれだけ刺さるか?が最重要だ。

毎日食べたいパンやパスタは、ニュースサイトや雑誌サイトではありだが、一見(いちげん)のユーザーを惹きつけコンバージョンに至らしめることはできない。

毎日食べたいパンやパスタは、その良さにジワジワ気付き、やがて毎日食べたいと思うようになる。

対して一見(いちげん)のユーザーをコンバージョンに至らしめるのは、言葉にならない衝動を覚えるような圧倒的感覚を一回でユーザーに与える必要がある。

昨今のサイトデザインは、どれもこれもワードプレスばかりで、機能的だがツマラナイデザインばかりだ。これでは圧倒的コンバージョン率には繋がらない。

黒棺

一見(いちげん)のユーザーとは一発勝負でお気に入りに登録させろ

ラーメン屋を思い浮かべてほしい。「美味しい」「気に入った」「また食べたい」と思うラーメン屋を見つけたら、「お腹空いたな、昨日のラーメン美味しかったな」と思うだろう。

そして「あそこのラーメン屋、スッゴク美味しかったよ」と友達にも話すだろう。

WEBサイトも同様だ。「素晴らしいデザイン」「素晴らしい機能」「素晴らしい情報」があるサイトは、お気に入りに即登録する。そして友達にも勧めるだろう。

一見(いちげん)のユーザーに一発勝負で勝った瞬間だ。

また、何度も利用しており「新しい情報が追加され」「古い情報も最新の情報に更新され」「機能性もデザインも向上していく」サイトを、あなたはより好きになるだろう。

開店当初はお客が少なかったラーメン屋でも「美味しく」「清潔で」「にこやかで」「居心地がよく」「納得できる価格」ならお客が知人に勧めることで評判になり、やがては行列ができるだろう。

世間に認知され、信頼を勝ち取った瞬間だ。

商売でもWEBサイトでも、最初の勝負に勝たなくてはならない。最初の勝負に勝つことで、次の信頼を勝ち取るステージに繋がる。

アムロの覚醒

webChronos

webChronosはデザインの素晴らしい高級時計専門誌のWEBサイトだ。

雑誌なので広告を取らなくては廃刊してしまう。その点、webChronosは、継続的に安定して広告を獲得し、読者の多くは定期購読している。

WEBサイトの更新頻度は高く、日に5記事前後、追加される。スタッフは編集長兼ライター 1名、編集兼ライター 1名、専属編集 1名、ライター多数で、編集は3名で紙、WEBの両方をまわしている。

webChronosは各国語あって、記事も日本で書かれた記事もあれば、海外の記事を日本語化したものもある。海外の記事は、紙面、WEB両方とも編集済みで入稿されるので作業は軽減されるが、日本で書かれた記事は、画像、文章など全てゼロベースで編集される。

たった3名で、毎日5記事前後をWEBサイトにアップし、紙面も作成する脅威のパフォーマンスだ。

編集の素人が見れば、脅威のパフォーマンスに見えるのだが、編集専門の人の意見は「まぁよくあるよね」程度の事のようだ。「普通にあるよね」ではないらしいが。

高級時計の専門誌なので、画像のクオリティは高い。※画像のクオリティは高くなければ廃刊になる。

文章も業界随一レベルの専門家が書いているので、圧巻の内容であり、そして読みやすい。

特筆すべきは、WEBサイトのデザインで、これほどバランスの取れたトップページ、個別ページのサイトはほとんど見たことがない。

デザインで重要な要素を整理してみる

1. UI、UX

明確なナビゲーション
メニューが直感的で、ユーザーが情報を探しやすく、迷わないようにする。

モバイル対応
スマホ・タブレットに最適化された画面表示をする。一般的にはレスポンシブデザインを採用する。

読み込み速度
ネットワーク環境に合わせたデザインと画像を使用する。特にモバイル環境では、軽量なデザイン、軽量な画像を用い、読み込み速度を向上する。

2. 視覚的なデザイン

統一されたデザイン
フォント、カラー、ボタンを統一することで、画面内容の認識率、可読性を向上する。

適切なホワイトスペース
視覚的に心地よい間隔を持たせる。スマーフォン向けのコンテンツは情報を詰め込みすぎない。

カラーの選択
ブランドイメージに合った色使い、アクセントカラーで注目を集めたい部分を明確にする。

3. コンテンツの質

明確なメッセージ
ユーザーがサイトの目的をすぐに理解できるよう、キャッチコピーや説明文を工夫する。

SEOに配慮した構成
検索エンジンに見つけられやすい構造とキーワード選定する。

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